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剣道耕人

 

「剣道は処生大道なり、耕は尽くることなし」

 

 「剣道耕人」は、石巻(旧河北町)が生んだ剣道範士八段武山松五郎先生の遺文である。

 武山先生は人づくりの重要性を強く認識され、「剣道をもって人を耕す」という信念で剣道の振興発展に尽力された方である。武山先生は常に、指導者は、剣道の事理一致の修業を通じて自らを高めることが大切であり、剣の理法を修錬する中で青少年の心身を耕し、人間形成を図ることが剣道本来の姿であると説かれた。

 

          解説:石巻剣道連 顧問 木村民男

 

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